名古屋城本丸御殿復元工事の現況 平成28年12月上旬 [名古屋城本丸御殿復元工事]

名古屋城本丸御殿復元工事の現況です。

IMG_8354.JPG

上洛殿です。

屋根工事中です。

IMG_8353.JPG

杮葺きの工事です。

屋根の1/3程進んでいます。

IMG_8356.JPG

第三期工事の図です。

上洛殿、湯殿書院、黒書院、上御膳所を建てます。

201306_01.gif

本丸御殿の全体図です。

総工費150億円、工期は10年です。

IMG_8350.JPG

湯殿書院の予定地です。

礎石が置かれている状態です。

湯殿書院は、湯殿と上段之間、一之間、二之間からなります。

IMG_8349.JPG

黒木書院の予定地です。

礎石がわずかに見えます。

黒木書院は本丸御殿の中で最も小さな建物です。

一之間、二之間のわずか2間です。

手前に上洛殿と湯殿書院の間の廊下の足場が組まれています。

名古屋城のHPの本丸御殿の工期の予定では、今年の秋には、
上洛殿は、壁左官工事、屋根工事、内部造作工事を行います。
上御膳所は、内部造作工事を行います。
黒木書院は、建方を行います。

来年の1月から3月は
上洛殿は、内部造作工事、屋根工事を行います。
上御膳所は、内部造作工事を行います。
黒木書院は、建方、屋根工事、壁左官工事を行います。
湯殿書院は、建方、屋根工事、壁左官工事を行います。

とあります。

12月には黒木書院の建方の予定ですが、今年はあと2週間しかありません。

IMG_8357.JPG

左は上洛殿、右は対面所、正面は梅の間、正面奥の破風は孔雀の間です。

梅の間と孔雀の間は二期工事で本来は今年には公開するはずですが、まだ非公開です。

聞くところによると、建物の普請は出来ているそうですが、中の襖などの絵が出来ていないようです。

公開される日が楽しみです。


第3回南部学研究会 南部屋形 聖寿寺館~よみがえる中世本三戸 [お城情報]

南部学研究会も今年で3回目です。


第3回南部学研究会 南部屋形 聖寿寺館~よみがえる中世本三戸
日 時 2016年12月18日(日) 9時~17時00分
場 所 南部町民ホール楽々ホール(青森県三戸郡南部町大字下名久井字白山81)
参加費 無料
内 容
9時30分       開会
9時45分~10時55分 工藤清泰氏(日本考古学協会員)「貿易陶磁器から見た聖寿寺館跡と南部氏について」
11時05分~12時15分 中西裕樹氏(大阪府高槻市立しろあと歴史館事務長)「城とまちから見た聖寿寺館跡と本三戸」
13時00分~13時30分 福田上えんぶり組トラクション 南部伝統芸能「えんぶり」
13時30分~13時50分 永井 治氏(史跡対策室長) 「中世本三戸城の空間構造」
13時50分~14時10分 布施和洋氏(史跡対策室主査) 「室町・戦国期の聖寿寺館中心区画」
14時20分~15時30分 シンポジウム「南部屋形 聖寿寺館~よみがえる中世本三戸~」
          コーディネーター 齊藤利男氏(弘前大学名誉教授)
          パネリスト 工藤清泰氏・中西裕樹氏
                永井康雄氏(山形大学教授)
                永井 治氏・布施和洋氏
問合せ
南部町教育委員会史跡対策室
℡0179-34-2132

明石城 その4 [お城踏査]

明石城の続きです。

IMG_6633.JPG

本丸へ二の丸からの虎口です。

台地上に本丸、二の丸、三の丸と連なっていました。

IMG_6635.JPG

二の丸です。

今は公園になっていて、石垣が残るのみです。

IMG_6638.JPG

二の丸の虎口です。

IMG_6640.JPG

二の丸の石垣です。

高石垣です。

明石城は総石垣の城です。

西国大名を抑えるために徳川氏が造り譜代大名が代々城主になりました。

IMG_6642.JPG

石垣は見事です。

IMG_6648.JPG

坤櫓です。

IMG_6647.JPG

巽櫓です。

本丸には2基の三重櫓が並びます。

一見同じような櫓に見えますが、子細に見ると屋根の向きが違いますし、破風も違います。

櫓の大きさも違います。

坤櫓の方が大きく、天守の代わりの櫓でした。

IMG_6599.JPG

二つの櫓が並ぶところです。

櫓を結ぶ土塀も復元されているので、なかなか壮観です。

(終わり)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。