名古屋城本丸御殿復元工事の現況 平成29年5月中旬 [名古屋城本丸御殿復元工事]

名古屋城本丸御殿復元工事の現況です。

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上洛殿です。

破風の漆の養生はまだ続きます。

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湯殿書院の建て方が始まりました。

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湯殿書院(左)と黒木書院(右上)です。

湯殿書院と上洛殿を結ぶ廊下も作られています。

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黒木書院です。

屋根工事は進んでいます。

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第三期工事の平面図です。

今年度の本丸御殿の工程です。

平成29年4~6月
洛殿は、内部造作工事を行います。
上御膳所は、内部造作工事、壁左官工事を行います。
黒木書院は、建方を行います。

7~9月
上洛殿は、内部造作工事を行います。
上御膳所は、壁左官工事を行います。
黒木書院は、内部造作工事、屋根工事、壁左官工事を行います。
湯殿書院は、建方、屋根工事、壁左官工事を行います。

10~12月
上洛殿は、内部造作工事を行います。
上御膳所は、内部造作工事、壁左官工事を行います。
黒木書院は、内部造作工事、壁左官工事を行います。
湯殿書院は、内部造作工事、壁左官工事を行います。
素屋根撤去工事を行います。

1~3月
上洛殿、上御膳所、黒木書院、湯殿書院の最終仕上げ工事を行います。
外構工事を行います。

今年度が工事の最終年度です。

来年度の春には完全公開です。

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本丸御殿の現場見学会が5月26日にあります。

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名古屋城の天守です。

河村市長が再選されて天守の木造再建が現実味を帯びてきました。

しかし、500億円という巨額の費用と木材の調達など問題は山積です。

さらに文化庁が国の特別史跡である名古屋城の工事について、今の名古屋市の案では許可がだせないらしいです。

あまりの稚拙な工事の期間の短さと調査の不十分さに対して、大学教授などの専門家は反対しています。

私も天守の木造再建には賛成ですが、あまりの拙速な工期には賛成できません。


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