正法寺は岐阜県岐阜市正法寺町にあった寺院です。
寺は廃寺になり今は石碑のみ残ります。
説明です。
正法寺は、14世紀に美濃の守護土岐頼康によって川手城の北に建立されました。
15世紀には諸山(五山・十刹に次ぐ寺格)で、多くの塔頭と広壮な規模を誇りました。
明応4年(1495)船田合戦の時には戦場となり被害を受けました。
永禄4年(1561)に兵火にかかり焼亡してしまいました。
江戸の初めには加納城の築城のため土石が運ばれてほとんど消失しました。
薬師堂です。
現在はこの薬師堂が唯一正法寺を偲ばせるものです。