伏屋城@岐阜県羽島郡岐南町 [お城踏査]

伏屋城は岐阜県羽島郡岐南町にあった中世城郭です。

もう一つの一夜城とも言われています。

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一夜城は織田信長が美濃の稲葉山城(岐阜城)を責めるために永禄年間に築いた墨俣一夜城が有名です。

豊臣秀吉(木下藤吉郎)が一夜で築いたために一夜城と呼ばれています。

ところがこの伏屋城が豊臣秀吉が築いた一夜城であるという伝承があります。

実際に伏屋城からは岐阜城は目の前です。

墨俣一夜城は少し距離があります。

こちらが一夜城というのも一理あるような気もします。

ただ、天正12年の小牧長久手合戦の時に秀吉は伏屋城に伏屋市兵衛に守らせました。

この時のことと信長の美濃攻めと混同しているかもしれません。

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伏屋城は宅地の中にあります。

城跡付近のみは藪になっています。

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土塁がL字状に残っています。

竹藪となっているのでとても分かりにくいですが、土塁がよく残っています。

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