銀閣寺 その2 [寺院]

銀閣寺の続きです。

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銀閣と向月台です。

なかなか絵になります。

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銀閣です。

正確には観音殿です。

国宝で二重の楼閣建築で、一階は書院造りの「心空殿」、二階は禅宗様の仏堂風の「潮音閣」です。

二階は火頭窓です。

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錦鏡池越しに見る銀閣です。

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金閣寺は金箔が貼られていましたが、銀閣寺は銀箔を貼る予定でしたが、お金がなくて貼れなかったといわれます。

しかし、近年の調査では初めから黒漆が塗られていて、銀箔を貼る予定はなかったことがわかりました。

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銀閣寺は、金閣寺、飛雲閣とともに京の三閣と呼ばれていました(異説あり)。

銀閣は内部は公開されていません。

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錦鏡池の中の大内石です。

足利義政が銀閣寺を建てると大名が名石を献上しました。

その中の一つ大内氏が献上した大内石です。

銀閣寺は国宝で世界遺産でもあります。


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銀閣寺 [寺院]

銀閣寺です。

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銀閣寺の説明は必要ないと思いますが、一応しておきます。

銀閣寺は足利義政が東山に建てました。

正式には慈照寺といいます。

金閣寺と並んで京都の観光スポットです。

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総門です。

あまり大きな門ではありません。

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総門は薬医門です。

柱の下にほぞ穴が見えますが、ここには横に木材が渡してありましたが、現在は取り払われています。

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総門を入るとすぐに右に折れて参道を進みます。

両側には有名な銀閣寺垣です。

見事な生垣が50メートル続きます。

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参道をしばらく進むと中門があります。

中門の屋根は寄棟作りです。

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中門を入ると庫裏です。

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庫裏の玄関です。

庫裏は新しそうです。

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向月台です。

とてもきれいに砂の山が富士山のように作られています。

月の光を反射して楽しみました。

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銀沙灘です。

砂を波型に作っています。

中国の杭州の西湖をモデルにしているといわれます。

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方丈です。

寛永年間に建てられました。

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東求堂です。

国宝です。

東求堂の内部には書斎の東仁斎があります。

ここは付書院、違い棚があり、日本最古のの書院造りです。

屋根は入母屋造りで檜皮葺きです。

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東求堂は普段は非公開です。

足利義政の持仏堂でした。

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方丈と東求堂の間にある銀閣寺形手水鉢です。

石に市松模様が刻まれています。

(続く)
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西陣舟橋の由来 [歴史雑話]

京都市にある舟橋です。

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舟橋の石碑です。

西陣 舟はしと刻まれています。

街角にひっそりと建てられています。

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舟橋の由来です。

堀川が氾濫した時に舟をつないで橋としたことから舟橋と呼ばれています。

「京町鑑」によると足利尊氏の執事高師直の屋敷がありました。

泉殿の下に舟橋を浮かべて結構を尽くしたことが地名になったともいわれます。

応仁の乱では山名宗全の本陣が近くの山名町にあり、西陣の地名となりました。

京都は歴史の町なので町のいたるところに史跡があります。

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近くの町屋です。

風情のある建物です。
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晴明神社 [神社]

京都市にある晴明神社です。

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陰陽師で有名な安倍晴明を祀ります。

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鳥居には有名な五芒星が掲げられています。

文字ではなくマークが掲げられるのは珍しいです。

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境内には一条戻り橋が作られています。

もちろんこんなに小さくありません。

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拝殿です。

有名な神社ですが、境内は意外と狭いです。

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拝殿の前には安倍晴明の銅像があります。

衣の下で印を結び、天体を観測している様子を表しています。

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厄除桃です。

中国では桃は魔除け、厄除けの果実とされています。

昔話の桃太郎もこれに由来します。

参拝者が撫でるためにピカピカです。

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晴明井です。

晴明が念力により湧出させた井戸です。

病気平癒のご利益があります。

水の湧き出る位置はその年の恵方を向いています。

京都では人気の神社です。






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小机城フォーラム「祝続日本100名城選定記念」 [お城情報]

先日、続日本100名城が発表されました。

今回は前回よりも中世城郭が多く入っています。

横浜市の小机城も選ばれていますが、続100名城選定を機に町おこしをしようというところも多いようです。


小机城フォーラム「祝続日本100名城選定記念」
日 時:2017年8月20日(日)
場 所:城郷小机地区センター(横浜市港北区)
参加費 2500円
定 員 250名
内 容
中世城郭小机城の魅力 春風亭昇太師匠×二宮博志氏
フォーラム
司会 山城ガールむつみ氏
「城でまちは盛り上がる―美濃金山城の取り組み」長沼毅氏(可児市教育委員会)
座談会
「小机城のある街、魅力と展望」
コーディネーター 平井誠二氏(大倉精神文化研究所)
金子和夫氏(篠原城と緑を守る会)、防後優子氏(城郷小机地区連合町内会)、岸由二氏(慶応大学教授)
問合せ
小机城フォーラム実行委員会
℡045-562-7182
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城郭研究セミナー [お城情報]

お城のイベントです。


城郭研究セミナー
日 時:2017年8月20日(日)
場 所:日本特殊鋼市民会館(名古屋市中区金山1-5-1)
参加費 3,500円
内 容
「佐々成政さらさら越えについて」森田武氏
「熊野水軍と熊野の歴史的背景Ⅱ」中前均氏
「歴女医のおんな城主直虎講座」馬淵まり氏(医師)
問合せ
東海古城研究会
℡0561-83-7525
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名古屋城本丸御殿復元工事の現況 平成29年8月中旬 [名古屋城本丸御殿復元工事]

名古屋城本丸御殿復元工事の現況です。

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素屋根の解体のための足場が組まれています。

まだ、解体作業は始まっていません。

素屋根が外されると雰囲気も変わってくるでしょう。

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天守から見た本丸御殿です。

巣屋根内の公開は7月で終了したので、内部の様子はわかりません。

ただライブカメラで確認できます。

それによると上洛殿の屋根工事が進んんでいるようです。

いずれにしろ、あと半年あまりで工事は完了です。

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名古屋城では名古屋城夏祭りが行われています。

屋台が出で楽しそうです。

盆踊りやいろいろなイベントも予定されています。

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顔出しパネルもあります。

アンチークな雰囲気です。

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本丸御殿は今年度で完了するので、次は天守の木造復元です。

募金が始まっています。

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子供も寄付しやすいように10円からの募金を受け付けています。

10円以上の寄付で記名ができます。

子供用と大人用の記名紙です。
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二条城 その3 [お城踏査]

二条城の続きです。

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東南隅櫓の隣の土塀の控え柱です。

柱の間隔が異常に狭いです。

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二の丸の唐門です。

国宝です。

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彫刻が超豪華です。

近年修理されたので色も鮮やかです。

京都にはこういう唐門が二条城の他に西本願寺や方広寺などにあります。

伏見城からの移築の伝承を残していますが、なんとも豪華な門です。

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二の丸御殿です。

国宝です。

天守の国宝は姫路城、彦根城、犬山城、松本城と松江城の5つですが、二条城も国宝です。

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玄関の車寄せです。

金具は修復されたので光っています。

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欄間です。

当時は極彩色に彩られていました。

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車寄せの屋根は杮葺きでした。

他の建物は本瓦葺きでした。

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蔵です。

現存建物です。

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蔵が並んでいます。

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北大手門です。

こちらは普段は通行できません。

(終わり)

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二条城 その2 [お城踏査]

二条城の続きです。

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二の丸の東南隅櫓です。

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二重櫓です。

一階の窓が開いているのは、特別公開をしているからです。

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東南隅櫓の入り口です。

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櫓の内部です。

武者走りの部分です。

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石落としです。

出窓部分にあります。

ふたは閉まっています。

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出窓です。

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出窓から見た堀です。

堀の中の敵を出窓から鉄砲を撃ちました。

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二階への階段です。

二階は非公開でした。

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鴨居に打たれた釘です。

火縄銃の火縄をかける場所です。

二条城は平和な城に見えるけど、こういうのを見るとやはり軍事的な要塞だと感じました。

(続く)

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二条城 [お城踏査]

二条城の東大手門などの特別公開に行ってきました。

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東大手門です。

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東大手門は櫓門です。

城の門は、近世城郭では高麗門と櫓門で桝形門を形成することが多く、城外に面する箇所は高麗門が多いです。

二条城のように櫓門が直接城外に面する例は少ないです。

でも二条城の大手門はよく目にするので、意外と違和感がない人も多いようです。

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今年は大政奉還150年です。

京都など関係地は盛り上がっています。

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東大手門は改修されたのでピカピカな金具です。

かなり目立ちます。

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金具の中には鳩が隠されています。

二条城に行った人は探してみてください。

よいことがあるかも。

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東大手門は普段は非公開ですが、今年は特別に公開されました。

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中はいくつかの部屋に分かれていました。

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石落としです。

二条城は平和そうな城に見えますが、しっかり武装しています。

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天井が張られています。

矢倉にしては珍しいです。

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敷居です。

建具がはめられていたようです。

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釘隠しです。

櫓門ですが、内部は居住性が高いようです。

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廊下です。

(続く)
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