彦根城 その8 [お城踏査]

彦根城の続きです。

まだまだ続きます。

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西の丸から再び本丸に戻ります。

裏から見た天守です。

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天守の下から黒門に下ります。

西の丸水の手虎口です。

江戸時代の絵図によると高麗門が建てられていました。

発掘調査の結果、別の礎石が見つかり、水の手虎口門は当初は櫓門だった可能性が出てきました。

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本丸の石垣です。

かなりの高石垣です。

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井戸曲輪への門です。

石垣を築き足して虎口幅を狭くしています。

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井戸曲輪です。

絵図は御城内御絵図です。

井戸曲輪は黒門から本丸に向かう途中にある曲輪です。

北東隅に塩櫓が築かれて周囲には土塀が巡っていました。

塩櫓の下に方形と円形の桝があります。

これが水の手です。

山の中腹のため掘り抜きの井戸ではなく、雨水を溜める構造でした。

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方形の桝です。

今も水が湛えられています。

ただし、あまりきれいな水とはいいがたいです。

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こちらは円形の桝です。

深さはかなりあります。

井戸に接して集水する石組の溝です。

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塩櫓の跡です。

石垣が残っています。

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井戸曲輪から見上げた天守です。

石垣の高さは約10mです。

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井戸曲輪の虎口です。

虎口は結構狭いです。

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井戸曲輪と本丸の石垣です。

高さは合せて30mあります。

彦根城の石垣では一番の見所です。

圧巻ですね。

(続く)

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シンポジウム近江戦国史3「戦国近江の幕開け」 [お城情報]

シンポジウムの案内です。

近江のシンポを東京で開催です。

近年、熊本城や鞠池城や近江の城など地方の城を東京で火災するイベントが増えてきました。

いろいろな場所で聞けていいことですね。



シンポジウム近江戦国史3「戦国近江の幕開け」
日 時 2017年10月9日(月)13時~16時30分
場 所 国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区代々木神園町3-1)
定 員 300名(要申込)
参加費 無料
内 容
「応仁の乱と戦国の動乱」末柄豊氏(東京大学史料編纂所)
「戦国時代の六角氏」松下浩氏(滋賀県教育委員会)
対談「戦国近江の幕開け」
末柄豊氏・松下浩氏
問合せ
滋賀県教育委員会文化財保護課城郭調査係
℡0748-46-6144
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