総持寺 [寺院]

滋賀県長浜市の総持寺です。

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仁王門です。

切妻造りの八脚門です。

寛永12年(1635)に建てられました。

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仁王門の仁王様です。

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仁王門を潜ると中門です。

ここからは有料です。

拝観料400円を払って進みます。

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総持寺は天平年間の創立で行基菩薩の開基と伝えられます。

真言宗豊山派に属します。

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本堂です。

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総持寺はボタン寺としても有名です。

境内には多くの牡丹が咲き乱れています。
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岐阜大仏 [寺院]

大仏と言えば奈良の東大寺の大仏、鎌倉の大仏が有名ですが、実は全国各地に大仏と言われるものはあります。

今回は岐阜の大仏です。

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大仏殿です。

大仏が大きいため三重の建物です。

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黄檗宗の大仏殿です。

隣に日本三大佛と刻まれています。

奈良と鎌倉と岐阜でしょうか。

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正面からみた大仏殿です。

大仏殿の高さは25.15mです。

二階に唐破風の出窓が付いています。

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大仏殿の一階部分です。

花頭窓になっています。

大仏殿は正法寺という名称です。

正法寺は元禄5年(1692)に建てられました。

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大仏です。

なんとも優しいお顔です。

籠大仏です。

乾漆仏としては日本一の大きさを誇ります。

鷹さ13.7mです。

江戸時代の後期天保3年(1832)に、38年もの歳月を費やして建てられました。

骨格を木材で組み、竹材を編んで外形を作ります。

その上に粘土を塗り、一切経を貼り、さらに漆と金箔を重ねて仕上げます。

更に大柱と言う直径57センチの銀杏の木を大仏の背面に建てて支えています(下図参照)。


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大仏の胎内には薬師如来像が安置されています。

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見上げた大仏です。

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南禅寺 [寺院]

南禅寺です。

臨済宗総本山です。

京都東山の中心的寺院です。

その境内の広さにびっくりです。

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三門です。

三門とは仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない空、無相、無作の三つの関門を表します。

この三門は。寛永5年(1628)に藤堂高虎が大阪夏の陣の戦死した家臣の菩提を弔うために再建したものです。

歌舞伎の石川五右衛門の伝説でも有名です。

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三門の柱です。

五間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺、高さは約22メートルです。

本当に大きいです。

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中門です。

伏見城松井邸の門を移築したものです。

松井康之の邸です。

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勅使門です。

寛永18年(1641)に明正天皇より、御所にあった「日の御門」を拝領したものです。

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庫裡です。

ここから拝観します。

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大玄関です。

唐破風の屋根が優雅です。

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書院の滝ノ間です。

ここで庭を見ながらお茶を飲むことができます。

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庭の滝が見えます。

滝ノ間の由来です。

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庭園です。

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小方丈の庭です。

別名「如心庭」と呼ばれています。

枯山水の石庭です。

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六道庭です。

「六道庭」は六道輪廻の戒めの庭です。

六道とは、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六つの世界です。

小方丈の庭園とは対照的な庭園です。

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小方丈です。

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小方丈は伏見城の遺構と伝えられます。

狩野探幽の筆と伝えられる群虎図があります。

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小方丈の間取り図です。

内部は撮影不可です。

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方丈です。

内陣、御昼の間、鳴滝の間、麝香の間、鶴の間が並んでいます。

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方丈は、天正年間に御所から移築したと伝えられますが、慶長16年(1611)に再建されました。

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南禅寺水路閣 [寺院]

南禅寺の境内を通る水路閣です。

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琵琶湖疎水です。

明治23年に完成した疎水で、琵琶湖の水を京都に引くための作られました。

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南禅寺の境内を通ります。

南禅寺の和風の景色の中に西洋のレンガ作りの橋が通る景観はなぜかマッチングしています。

東山を代表する観光地になっています。

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国の史跡になっています。

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橋の長さは93mです。


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南禅院 [寺院]

京都市左京区の南禅院です。

南禅寺ではありません。

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方丈です。

南禅院は南禅寺の別院です。

南禅寺の発祥地ともいわれています。

ここはかつては亀山上皇の離宮・禅林寺殿がありました。

離宮に弘安10年(1287)に建立された持仏堂を南禅院と号したことが南禅院の始まりです。

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庭園です。

見事な庭園です。

南禅院のみどころの一つです。

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夢想礎石が作庭しました。

池泉回遊式庭園です。

国の史跡および名勝に指定されています。

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方丈と庭園です。

なかなかいい景色です。

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方丈の軒です。

飛燕垂木です。

方丈は、元禄16年(1703)に徳川綱吉の母桂昌院によって再建されました。

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方丈の襖絵は狩野派の絵師によるものです。

方丈の中は撮影禁止でした。
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永観堂禅林寺 [寺院]

永観堂禅林寺です。

京都市左京区の東山にあります。

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総門です。

立派な高麗門です。

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永観堂禅林寺は浄土宗西山禅林寺派の総本山で大伽藍なので、塔頭もたくさんあります。

正式名称は、聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺ですが、一般には永観堂と呼ばれています。

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玄関です。

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書院です。

古方丈と呼ばれています。

長谷川等伯らの障壁画があります。

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唐門です。

勅使門とも呼ばれ、勅使を迎える専門の門です。

四足門です。

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庭園です。

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回廊です。

永観堂は広い境内に多くの建物が点在しているので、回廊で結ばれています。

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回廊の船肘木です。

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山の斜面に張り付くように回廊がめぐっています。

永観堂は紅葉の名所なので、秋はもっと素晴らしいです。

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カーブしながら登る階段です。

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霊鑑寺門跡 [寺院]

霊鑑寺門跡です。

後水尾天皇創建です。

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谷の御所と呼ばれています。

歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院です。

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山門です。

本瓦葺きの薬医門です。

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玄関です。

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玄関の中の衝立です。

式台の中にあります。

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玄関にはいろいろな椿が置かれていました。

なかなかおしゃれ。

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庭園です。

石組みが見事です。

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洗心亭です。

椿が手水鉢にあふれています。

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苔の上に椿が花がちりばめられています。

霊鑑寺は「椿の寺」として有名です。

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書院です。

御所から移築した建物です。

普段は非公開です。

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門跡寺院の書院らしくみごとなものです。

狩野派の絵師による障壁画は素晴らしいものです。

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書院です。

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安楽寺 [寺院]

安楽寺は京都市の東山にあります。

浄土宗の寺院です。

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山門です。

茅葺の寄棟屋根が風情あります。

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山門を入ると参道の両サイドに砂の庭があります。

見事な砂庭です。

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庭には大きな池があり、橋が架けられています。

橋を渡って山門を振り返った図です。

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庫裏の玄関です。

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玄関の衝立です。

雅楽の絵でしょうか。

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水盤です。

椿がおしゃれです。

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松虫と鈴虫の墓です。

鎌倉時代に法然上人の弟子の安楽と住蓮は鹿ヶ谷草庵を建てて、昼も夜も美しい声で念仏唱和していました。

この声に惹かれて後鳥羽上皇の松虫と鈴虫という女官が通っていました。

後鳥羽上皇が熊野詣で留守の時に、松虫と鈴虫は御所を抜け出して出家してしまいました。

このことが上皇の逆鱗に触れて、安楽と住蓮は処刑されてしまいました。

後鳥羽上皇は、その後に承久の乱によって隠岐に流されました。

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安楽と住蓮の墓です。

安楽寺は安楽と住蓮の供養のために建てられました。

安楽寺は住蓮山安楽寺といいます。

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本堂です。

中には鈴虫と松虫の座像が安置されています。

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廊下です。

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書院の床の間です。

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銀閣寺 その2 [寺院]

銀閣寺の続きです。

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銀閣と向月台です。

なかなか絵になります。

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銀閣です。

正確には観音殿です。

国宝で二重の楼閣建築で、一階は書院造りの「心空殿」、二階は禅宗様の仏堂風の「潮音閣」です。

二階は火頭窓です。

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錦鏡池越しに見る銀閣です。

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金閣寺は金箔が貼られていましたが、銀閣寺は銀箔を貼る予定でしたが、お金がなくて貼れなかったといわれます。

しかし、近年の調査では初めから黒漆が塗られていて、銀箔を貼る予定はなかったことがわかりました。

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銀閣寺は、金閣寺、飛雲閣とともに京の三閣と呼ばれていました(異説あり)。

銀閣は内部は公開されていません。

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錦鏡池の中の大内石です。

足利義政が銀閣寺を建てると大名が名石を献上しました。

その中の一つ大内氏が献上した大内石です。

銀閣寺は国宝で世界遺産でもあります。


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銀閣寺 [寺院]

銀閣寺です。

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銀閣寺の説明は必要ないと思いますが、一応しておきます。

銀閣寺は足利義政が東山に建てました。

正式には慈照寺といいます。

金閣寺と並んで京都の観光スポットです。

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総門です。

あまり大きな門ではありません。

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総門は薬医門です。

柱の下にほぞ穴が見えますが、ここには横に木材が渡してありましたが、現在は取り払われています。

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総門を入るとすぐに右に折れて参道を進みます。

両側には有名な銀閣寺垣です。

見事な生垣が50メートル続きます。

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参道をしばらく進むと中門があります。

中門の屋根は寄棟作りです。

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中門を入ると庫裏です。

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庫裏の玄関です。

庫裏は新しそうです。

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向月台です。

とてもきれいに砂の山が富士山のように作られています。

月の光を反射して楽しみました。

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銀沙灘です。

砂を波型に作っています。

中国の杭州の西湖をモデルにしているといわれます。

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方丈です。

寛永年間に建てられました。

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東求堂です。

国宝です。

東求堂の内部には書斎の東仁斎があります。

ここは付書院、違い棚があり、日本最古のの書院造りです。

屋根は入母屋造りで檜皮葺きです。

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東求堂は普段は非公開です。

足利義政の持仏堂でした。

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方丈と東求堂の間にある銀閣寺形手水鉢です。

石に市松模様が刻まれています。

(続く)
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