伏見城発掘調査現地説明会

伏見城発掘調査現地説明会の様子です。

平成27年6月20日に開催された説明会です。



伏見城といっても、現在、模擬天守がある伏見城ではなく、指月城とよばれる伏見城です。

1592年に豊臣秀吉が隠居城として築城しましたか、4年後の地震で倒壊して廃城となりました。

マンションの建設計画により発掘調査をしたところ、堀と石垣が見つかりました。



石垣です。

穴太積と言われる自然石を積み上げた工法です。

残っていたのは2.3段です。

先日見つかった京都の聚楽第の石垣と似ているといわれますが、伏見城のほうが石は小さいです。



石垣の手前は堀です。

深さは2ｍほど、幅は7ｍと小さいです。



多くの瓦も出土しました。

金箔瓦です。



いろいろな種類の瓦が出ていました。

金箔が今も瓦に残っています。



桐紋の瓦です。

指月城は秀吉の城らしく、隠居城と言っても豪華な城だったようです。