名古屋城本丸御殿の飾り金具

名古屋城本丸御殿は史実に忠実に復元されています。



釘隠しです。

金箔です。

釘隠しも昔のままに復元されています。



対面所の釘隠しです。

こちらの釘隠しは黒漆に塗られています。

対面所は天井の二重折り上げ小組格天井にも黒漆が塗られていますが、対面所の格の高さがうかがえます。



襖の引手金具です。

こちらも金に黒漆です。

豪華です。

周りに徳川氏の家紋である三つ葉葵が１０個配置されている意匠です。



こちらは杉戸の金具です。

魚々子鏨などで一つ一つ職人の手作りで作られています。

これらは往時のままの姿に復元されています。

名古屋城の本丸御殿は第二次世界大戦(太平洋戦争)のＢ29による空襲で焼失してしまいましたが、その前に多くの写真や実測図が作られました。

金具などは拓本がとられました。

また、多くの襖絵や天井画は取り外されて、疎開していたため現存しています。

そのため、御殿は焼失してしまっても、忠実な復元が可能だったのです。

名古屋城本丸御殿は見どころがいっぱいです。

コメント 11

明日からは、30度を超えてさらに蒸し暑くなります(^_^;)
by green_blue_sky (2016-06-16 21:48) 

綺麗やね！
復元、上手くいったようですね。

大阪にも都会のビルの中にレトロな家が残ってますよ。
by hatumi30331 (2016-06-16 22:36) 

細かいところまで綺麗ですね〜
by pandan (2016-06-17 05:57) 

きれいです。職人の心意気。
by 夏炉冬扇 (2016-06-17 06:52) 

釘隠しも一種類じゃないんですね。
細かな金物にまで拘りを感じます。
by 川崎工場長 (2016-06-17 07:10) 

名古屋城の天守閣を木造にするしないで賑やかなようですね。
by 斗夢 (2016-06-17 09:43) 

お早うございます。
釘隠しの細工、見事ですね〜
by yakko (2016-06-17 10:15) 

先日これを作っているのをテレビで見ましたが手延ばしなんですね、ハンマーで叩きながら延ばしてゆき形が出来ると今度は彫金屋さんが彫り物をして鍍金屋が最終工程です。
by 馬爺 (2016-06-17 11:51) 

ありがとうございます。
釘隠しの細工も素敵です。
今日は、此方は３０度位になってますよ。
by ryuyokaonhachioj (2016-06-17 14:17) 

こういう細い部分が素晴らしいですよね^^
by ワンモア (2016-06-17 23:45) 

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