光照寺 [寺院]

光照寺は東京都新宿区袋町にありました。

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牛込城の跡に建つ浄土宗の寺院です。

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出羽国松山藩主酒井氏の菩提寺でした。

今の山形県の酒田市です。

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墓地です。

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宝篋印塔もあります。

都内で大名家の墓所がこれだけ残っているのは珍しいです。

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墓所の図です。

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墓石の彫刻がすごいです。

これだけの墓所はなかなか見れません。

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観泉寺の今川氏墓所 [寺院]

観泉寺は、東京都杉並区今川町にあります。

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山門です。

本瓦葺き入母屋屋根の八脚門です。

大きな門です。

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門の前には東京都指定旧跡今川氏累代墓の碑が建ちます。

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住所は杉並区今川2丁目です。

今川の地名は今川氏に由来します。

今川氏と言えば桶狭間合戦で戦死した今川義元の子孫です。

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本堂です。

観泉寺はとても大きな寺院で境内も広いです。

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今川氏累代の墓です。

立派な宝篋印塔です。

今川義元の子孫は江戸時代には高家として幕府に仕えました。

知行所として上井草、下井草、鷺宮、中村などを給されて幕府の儀式典礼を司り、幕府の名代として京への使者や伊勢などの代参を勤めました。

義元の孫の直房は観泉寺を今川氏の菩提寺として始祖国氏や義元など今川一族の供養を行いました。

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法号が彫られていますがなかなか読み取りにくいです。

□春院殿□□でしょうか。

寛永十四年

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庭園です。

きれいに整備されています。

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賽銭箱には今川氏の家紋である五七桐紋が刻まれています。

杉並区に今川義元ゆかりの地があるとは知りませんでした。
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光明寺 [寺院]

光明寺は愛知県知多郡南知多町にある寺院です。

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浄土宗の寺院です。

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三門です。

本瓦葺きの二階門です。

少し変わった形態の門であまり類例をみたことがありません。

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本堂です。

寄棟造りで桟瓦葺きです。

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薬師堂です。

寄棟造りで本瓦葺きです。

入り口には立派な唐破風が付いています。

本堂より薬師堂の方が立派です。

光明寺は南知多三十三観音の十八番です。

とら薬師と呼ばれています。

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手水鉢はタコの形をしています。

ユニーク。

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建中寺 その2 [寺院]

建中寺の続きです。

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経蔵です。

一重もこし付、宝形造り本瓦葺きの建物です。

その名のとおり、内部の八画輪藏内には鉄眼禅師開版の黄檗版大蔵経五千八百巻が納められています。

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書院です。

昭和39年に再建されました。

古式に則り作られています。

唐破風の玄関が重厚です。

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徳川家霊廟です。

尾張徳川家の墓所です。

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霊廟の土塀の軒丸瓦です。

何の紋でしょうか。

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鐘楼です。

天明7年(1787)建立です。

桁行三間・梁間二間の入母屋造で、袴腰付きです。

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総門です。

三門から総門の間は今は公園となっていますが、かつては境内でした。

建中寺の大きさがわかります。

さすが尾張徳川家の菩提寺です。

慶安5年(1652)建立です。

三間薬医門です。

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総門の門扉です。

がっしりした重厚な門です。

(終わり)
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建中寺 [寺院]

建中寺です。

名古屋市東区にある浄土宗の寺院です。

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御成門です。

四脚平唐門です。

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門扉には三つ葉葵が付けられています。

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三門です。

三間重層門です。

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本堂です。

入母屋本瓦葺きです。

間口十五間(27m)、奥行十四間(25.2m)の巨大な建物です。

建中寺は慶安4年(1651)尾張藩二代藩主徳川光友が藩祖義直の菩提を弔うために創建しました。

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本堂の欄間です。

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同じく欄間です。

鳳凰が向かい合っています。

極彩色で美しいです。

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板戸です。

牡丹に獅子です。

(続く)

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徳源寺 [寺院]

名古屋市東区にある徳源寺です。

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山門です。

蓬莱山徳源寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。

境内はとても広大です。

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中門です。

妻入りとなる珍しい形態です。

初めは織田信雄の創建で宝泉寺と号し熱田区にありました。

寛保4年(1744)に現在の地に移建しました。

文久2年(1861)尾張藩主徳川慶勝が山城国円福寺の蘇山玄喬禅師を請じて濃尾両国の臨済宗の江源道場として諸堂を整備しました。

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唐門です。

勅使門です。

勅使が潜った特別な門です。

普段は使われていません。

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佛殿です。

涅槃像が安置されています。

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鐘楼です。

政秀寺より移築されたと伝えられます。

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本堂と庫裏です。

昭和20年5月14日の名古屋大空襲で焼失して昭和28年に再建された鉄筋コンクリート造りです。

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庭園です。

瑞心の庭と言われる石庭です。

枯山水の庭園で砂の模様が美しい。

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書写山円教寺 その3 [寺院]

円教寺の続きです。

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鏡井戸です。

別名武蔵坊井戸です。

書写山には武蔵坊弁慶が少年時代に過ごしたという伝説があります。

この鏡井戸や勉強机が伝えられています。

昼寝をしていた弁慶に信濃坊戎円が落書きをして皆で笑いました。

弁慶は訳が分からず、この鏡井戸に映った顔を見て激怒しました。

この喧嘩が元で大講堂をはじめ建物を焼き尽くしたと言われています。

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奥ノ院の開山堂です。

円教寺の開山の性空上人をまつる堂です。

灯明が千年にわたり燃え続けており、朝夕欠かさず勤行がおこなわれています。

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開山堂の軒下にある彫刻です。

力士です。

左甚五郎の作と伝えられています。

彫刻の西北隅の一つは、重さに耐えかねて逃げ出したと言う伝説があります。

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奥ノ院の御法堂です。

開山堂の前にある神社です。

乙天社と若天社です。

乙天社は不動尊の化身を若天社は毘沙門天の化身を祀っています。

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護法堂の拝殿です。

護法堂への勤行や礼拝のための建物です。

懸け造りになっています。

(終わり)



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書写山円教寺 その2 [寺院]

円教寺の続きです。

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常行堂です。

常行三昧をするための道場です。

常行三昧とは、ひたすら阿弥陀仏の名を唱えながら本尊を回る修行です。

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入母屋の建物に唐破風の屋根が目立ちます。

奥が楽屋で、唐破風の屋根の部分が舞台です。

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食堂です。

僧が寝食するのための建物です。

長さ40mの二階建ての建物です。

1階が写経道場に、2階は寺宝の展示館として利用されています。

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食堂の内部です。

重要文化財です。

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食堂の一階部分です。

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大講堂です。

本堂に相当します。

円教寺は、常行堂、食堂、大講堂がコの字形に並びます。

三之堂と言われます。

(続く)

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書写山円教寺 [寺院]

書写山円教寺は姫路市北部にある寺院です。

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円教寺は書写山の山頂にあります。

書写山は標高370mの山です。

山麓からロープウェイで登ることができます。

ロープウェイには黒田官兵衛のゆるきゃらが描かれています。

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ロープウェイの山頂駅から降りてもかなりの距離があるので山上にもかかわらずマイクロバスが走っています。

もちろんバスに乗りました。

円教寺は天台宗の別格本山です。

西国三十三所のうち最大規模の寺院で、「西の比叡山」と呼ばれいます。

バスの終点からしばらく歩くと摩尼殿です。

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入母屋造り本瓦葺きの建物で清水寺のように懸け造りとなっています。

山頂にあるため土地が狭いので懸け造りを採用しています。

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舞台造りなので高いところからの眺めは最高です。

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摩尼殿は姫路市の指定文化財で国の登録文化財です。

重要文化財かと思っていたのになぜかなと疑問に思っていたら、摩尼殿は大正10年に焼失して、昭和8年に再建した新しい建物でした。

しかし、再建とは言っても伝統様式による木造建築で、100年後には重要文化財、国宝になるものでしょう。

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姫路城主本多家の墓所です。

本多忠勝、忠政、政朝、政長、忠国の墓です。

五輪塔が方2間の宝形造の堂に収められています。

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堂です。

それぞれ燈籠があります。

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堂のアップです。

五輪塔が見えます。

(続く)


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五村別院 [寺院]

滋賀県長浜市の五村別院です。

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浄土真宗大谷派本願寺別院です。

表門です。

延宝2年(1674)に建てられた薬医門です。

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本堂です。

雨天の中です。

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太鼓楼です。

太鼓楼は浄土真宗の寺院に見られる施設です。

なかでも別院など比較的格の高い寺院に建てられることが多いです。

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