犬山城 その3 [お城踏査]

犬山城の続きです。

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地下二階です。

穴藏部分なのでとても狭いです。

階段は急です。

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地下一階です。

ここも穴藏部分です。

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同じく地下一階です。

穴藏が深いので、踊り場になっています。

この部分はとても暗いです。

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付櫓部分です。

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城主の間です。

床の間、違い棚があり、畳が敷かれています。

家来が控えている武者隠しの間もあります。

普段城主がここに住んでいるわけではなく、籠城の際に城主が座る場所です。

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城主の間の天井です。

通常天守には天井は張られていませんが、この部屋のみです。

天守に城主の間のような畳敷の部屋があるものは古い形式です。

犬山城が最古の天守と言われる所以です。

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部屋の一方が斜めになっていることがわかるでしょうか。

犬山城の天守台は正方形ではなく、台形です。

これは石垣を四角形に積むことができなかったためです。

初期の天守は一階部分が台形や多角形の城が多いです。

安土城や岡山城がそうです。

そのため望楼式の天守が作られました。

層塔式の天守は天守台が方形でないとうまく積み上げることができませんが、望楼式は大屋根で誤差を調整できます。

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二階です。

太い梁が見えます。

武者走り(廊下)も広いです。

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三階です。

屋根裏部屋にあります。

(続く)
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