小田原城 その2 [お城踏査]

小田原城の続きです。

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小田原城の馬出門です。

平成21年に復元されました。

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馬出門と二の丸平櫓です。

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馬出門の高麗門です。

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高麗門の門扉です。

上部が透かしになっています。

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馬出門の付近の絵図です。

門が連続している様子がわかります。

二つの門で桝形を形成しています。

三の丸から二の丸に向かう大手のルートです。

寛文12年(1672)に桝形門に改修されました。

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内冠木門です。

2つ目の門です。

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2つの門の関係はこんな位置関係です。

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馬出門脇の土塀です。

四角の矢狭間と三角の鉄砲狭間2つが規則正しく並んでいます。

下の石垣も含めて復元されました。

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土塀の裏側です。

控え柱があります。

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内冠木門を内から見た図です。

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内冠木門の門扉です。

こちらの門は透かし扉にはなっていません。

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馬出門から見た天守です。

かつては樹木が伸びて天守が全く見えなかったけど、木を切ったので天守が見えるようになりました。

木を切るに当たっては、木を切るなと自然保護団体から猛抗議を受けて一時は問題となりました。

適正に剪定していくことは必要でしょう。

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馬屋曲輪の隅櫓台です。

二重櫓がありましたが、この櫓の復元する計画はありません。

(続く)

小田原城 [お城踏査]

小田原城は神奈川県小田原市にある近世城郭です。

近世城郭ですが、もとは後北条氏の居城で、戦国時代からの城です。

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弁財天郭にある石碑です。

大きなものです。

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弁財天郭は江戸時代には弁財天が祀られていました。

二の丸の入り口でした。

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石が置かれていましたが、石垣の石でしょうか。

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小田原城の現況図です。

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弁財天郭から見た二の丸堀です。

赤い橋は二の丸への橋で江戸期にはありませんでした。

奥に馬出門と櫓が見えます。

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更に近づいてみた馬出門と二の丸隅櫓です。

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二の丸平櫓です。

この櫓は明治以降も残っていた小田原城唯一の櫓でしたが、大正12年の関東大震災により倒壊してしまいました。

昭和10年に外観復元されましたが、石垣も往時より低く積み直され、櫓も小さく建て直されました。

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こちらが倒壊前の二の丸平櫓です。

石垣も随分高く、櫓の大きさも違います。

今度建て直すときには、往時に姿に直して欲しいですね。

(続く)

犬山城シンポジウム [お城情報]

最近はお城のシンポジウムが増えました。
以前は、お城全般みたいなシンポが多かったけど、最近は、愛知県内でも刈谷城シンポジウムや西尾城シンポジウムみたいに個別の城単独でのイベントも増えました。
それで犬山城シンポジウムです。


犬山城シンポジウム
日 時  2017年1月22日(日)13時~16時30分
場 所 犬山国際観光センター(愛知県犬山市)
定 員  250名(要申込)
参加費 無料
内 容
考 古 学 : 鈴木正貴氏 (愛知県埋蔵文化財センター調査研究専門員)
歴史地理学: 山村亜希氏 (京都大学大学院准教授)
城郭考古学: 千田嘉博氏 (奈良大学教授)
建 築 史 学: 麓 和善氏 (名古屋工業大学大学院教授)
パネルディスカッション
犬山城「城郭」の歴史的価値
パネリスト:麓 和善氏、山村亜希氏、千田嘉博氏、鈴木正貴氏
コーディネーター:高瀬要一氏(犬山城城郭調査委員会 副委員長)
犬山市歴史まちづくり課
℡0568-44-0354


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