山中城@静岡県三島市 [お城踏査]

山中城は静岡県三島市にあった中世城郭です。

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旧国道一号線沿いにあります。

天正18年の豊臣秀吉の小田原城攻めに際して激戦がありました。

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三の丸の堀です。

きれいに整備されています。

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本丸の堀です。

堀の中に仕切りが見えます。

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同じく本丸の堀

堀の中央に仕切りがあり、さらに仕切られています。

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この堀は障子堀と言われます。

後北条氏の築城技術の特徴とされています。

堀の中の畝が障子のように見えるため障子堀と言われます。

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西の丸の障子堀です。

堀は発掘の成果を生かして整備されたものです。

この中に落ちたら這い上がれません。

堀の中の畝のため、堀の中での移動が妨げられます。

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西の丸の土塁です。

こちらも復元されたものです。

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西の丸の中には掘っ立て柱建物がありました。

表面表示しています。

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西の丸の櫓台です。

きれいに整備されています。

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西の丸の虎口です。

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西の丸から見た西櫓です。

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西櫓と言われていますが、実際には馬出でした。

後北条氏の多用した角馬出です。

実際には西の丸から西櫓に橋が架かっていましたが、復元整備ではそのように復元されず、西櫓は独立した曲輪として整備されました。

西櫓はどの曲輪とはつながっておらず、ここに立てこもった城兵が逃げ場がないので全滅するしかない縄張りになっています。

しかし、実際には西の丸とつながっていたので、この説明板ではつながっているように解説されています。

(続く)

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