総持寺 [寺院]

滋賀県長浜市の総持寺です。

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仁王門です。

切妻造りの八脚門です。

寛永12年(1635)に建てられました。

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仁王門の仁王様です。

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仁王門を潜ると中門です。

ここからは有料です。

拝観料400円を払って進みます。

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総持寺は天平年間の創立で行基菩薩の開基と伝えられます。

真言宗豊山派に属します。

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本堂です。

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総持寺はボタン寺としても有名です。

境内には多くの牡丹が咲き乱れています。
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西尾城シンポジウム4-地震災害と西尾城 [お城情報]

西尾城シンポジウムも今年で4回目です。
今年は地震災害と西尾城と題して行います。


西尾城シンポジウム4-地震災害と西尾城
日 時 2017年11月18日(土) 13時~17時00分
場 所 西尾市文化会館(愛知県西尾市山下町泡原30)
定 員 350名(申込不要)
参加費 無料(資料実費)
内 容
○基調講演
「宝永地震の城郭被害―各藩修復願いの歴史的意味を問う」北原糸子氏(立命館大学歴史都市防災研究所)
○報告
「考古学から見た地震災害―清洲城下町遺跡を中心に」 鈴木正貴氏(愛知県埋蔵文化財センター)
「西尾市の災害史」  神尾愛子氏(西尾市教育委員会)
○パネルディスカッション
パネリスト 北原糸子氏、鈴木正貴氏、神尾愛子氏
問合せ
西尾市教育委員会文化振興課
℡0563-56-6660

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宮川陣屋@滋賀県長浜市宮司町 [お城踏査]

宮川陣屋は滋賀県長浜市宮司町にありました。

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石碑です。

元禄11年(1698)堀田正休が建てた陣屋です。

1万石でしたが、後に1万3千石に加増されて、明治維新まで存続しました。

十一川沿いに築かれていて、中世の宮川氏の屋敷跡を利用して建てられました。

今は石碑のみで、遺構はありません。

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隣に日枝神社があります。

日枝神社は、天平11年に天津児屋根命を勧請して、永久元年に大山咋命を祀り、山王宮と称しました。

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堀田正陳は享保6年に社殿を増改築しました。

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陣屋付近に集められている石造遺物です。

道標や宮川陣屋普請所石碑です。



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城下町科研総括シンポジウムⅠ [お城情報]

お城のイベントです。

少し専門的な内容です。


城下町科研総括シンポジウムⅠ
日 時 2017年10月14日(土)~15日(日) 13時~16時30分
場 所 京都大学人間・環境学研究科棟 大講義室(京都市左京区)
10月14日(土)
13:00~13:10 趣旨説明
13:10~13:50 ①本多博之氏(広島大学)「戦国豊臣期西国の運輸・交通と城下町」
13:50~14:30 ②宇留野主税氏(茨城県桜川市教育委員会)「北関東における城下町の形成と在地基盤」
14:30~15:10 ③阿部来氏(福井県勝山市教育委員会) 「越前国における中世都市の解体と武家城下町への再編」
13:50~14:30 ②宇留野主税氏(茨城県桜川市教育委員会)「北関東における城下町の形成と在地基盤」
14:30~15:10 ③阿部来氏(福井県勝山市教育委員会) 「越前国における中世都市の解体と武家城下町への再編」
15:10~15:20 休憩
15:20~16:00 ④鈴木正貴氏(愛知県埋蔵文化財センター)「中世集落の変遷からみる城下町の形成」
16:00~16:40 ⑤内堀信雄氏(岐阜市教育委員会)「美濃における守護所・戦国城下町研究の成果と展望」
★懇親会 京都大学生協 吉田食堂
10月15日(日)
9:30~10:10 ⑦増野晋次氏(山口市教育委員会)「大内氏治下における周防山口の変遷について」
10:10~10:50 ⑧石井伸夫氏(徳島県立鳥居龍蔵記念博物館)「中世後期の阿波における権力の推移と都市の変遷」
10:50~11:30 ⑨津野倫明氏(高知大学)「長宗我部権力の展開と浦戸の拠点化―豊臣期の固有性―」
11:30~12:40 休憩
12:40~13:20 ⑩中井均氏(滋賀県立大学)「戦国の城郭から近世の城郭へ」
13:30~15:30 討論
★紙上報告 福島克彦氏(大山崎町歴史資料館)「京都周辺における城下町化について」
三宅唯美氏(恵那市) 「16世紀後半の東美濃における地域拠点の形成」
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彦根城 その12 [お城踏査]

彦根城の続きです。

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内堀には遊覧船が運行されています。

遊覧船から見る彦根城もいいですね。

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彦根市のマンホール。

何のデザイン?

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彦根城の外郭の土塁の一部が残っています。

彦根市中央町、錦町にあります。

隣の家と比較すると大きさがわかります。

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外郭の土塁跡です。

駐車場が掘跡です。

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堀の跡の一部は水路となっています。

かなり狭くなっています。

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別のマンホール。

石垣と松、菖蒲がデザインされています。

彦根城の記事はこれで終わりです。

(終わり)
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彦根城 その11 [お城踏査]

彦根城の続きです。

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佐和山口多聞櫓です。

重要文化財です。

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佐和山口です。

ここには門がありましたが、今は撤去されています。

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佐和山口多聞櫓です。

桝形門です。

切妻の屋根はここに櫓門があったものを撤去されたためです。

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佐和山口です。

右の二重櫓は再建されたものです。

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多聞櫓です。

こちらは再建です。

昭和35年に外観復元されました。

あまり違和感がなく、重要文化財の佐和山口多聞櫓と並び立ちお城らしい景観を作っています。

内部は開国記念館になっています。

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井伊直虎関連の展示をしています。
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彦根城 その10 [お城踏査]

彦根城の続きです。

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玄宮園の書院楽々園です。

彦根藩四代藩主の井伊直興が建てた二の丸御殿で、槻御殿と呼ばれていました。

重要文化財です。

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中には入れませんが外から見ることはできます。

上段の間です。

御簾が見えます。

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書院の間取り図です。

御上段、上の御間、御次の間、御小座敷の4つの部屋から構成されます。

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御上段です。

床の間と違い棚が見えます。

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次の間から見た上の御間と御上段(左)です。

御上段には付書院が見えます。

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上の御間です。

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濡れ縁と入側です。

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地震の間です。

こちらは非公開です。

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庭園です。

回遊式庭園です。

(続く)

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彦根城 その9 [お城踏査]

彦根城の続きです。

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黒門跡です。

井戸曲輪から下るとここに至ります。

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黒門脇の石塁に上る雁木です。

よく遺構が残っています。

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黒門から表門に向かう途中にある虎口です。

山麓には細長い曲輪が回っていますが、途中に何か所か虎口が作られています。

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黒門跡です。

ここには櫓門が建てられていました。

ここも彦根城の入り口になっています。

ここからが有料エリアです。

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内堀です。

満々と水を湛えています。

(続く)
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彦根城 その8 [お城踏査]

彦根城の続きです。

まだまだ続きます。

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西の丸から再び本丸に戻ります。

裏から見た天守です。

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天守の下から黒門に下ります。

西の丸水の手虎口です。

江戸時代の絵図によると高麗門が建てられていました。

発掘調査の結果、別の礎石が見つかり、水の手虎口門は当初は櫓門だった可能性が出てきました。

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本丸の石垣です。

かなりの高石垣です。

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井戸曲輪への門です。

石垣を築き足して虎口幅を狭くしています。

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井戸曲輪です。

絵図は御城内御絵図です。

井戸曲輪は黒門から本丸に向かう途中にある曲輪です。

北東隅に塩櫓が築かれて周囲には土塀が巡っていました。

塩櫓の下に方形と円形の桝があります。

これが水の手です。

山の中腹のため掘り抜きの井戸ではなく、雨水を溜める構造でした。

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方形の桝です。

今も水が湛えられています。

ただし、あまりきれいな水とはいいがたいです。

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こちらは円形の桝です。

深さはかなりあります。

井戸に接して集水する石組の溝です。

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塩櫓の跡です。

石垣が残っています。

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井戸曲輪から見上げた天守です。

石垣の高さは約10mです。

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井戸曲輪の虎口です。

虎口は結構狭いです。

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井戸曲輪と本丸の石垣です。

高さは合せて30mあります。

彦根城の石垣では一番の見所です。

圧巻ですね。

(続く)

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シンポジウム近江戦国史3「戦国近江の幕開け」 [お城情報]

シンポジウムの案内です。

近江のシンポを東京で開催です。

近年、熊本城や鞠池城や近江の城など地方の城を東京で火災するイベントが増えてきました。

いろいろな場所で聞けていいことですね。



シンポジウム近江戦国史3「戦国近江の幕開け」
日 時 2017年10月9日(月)13時~16時30分
場 所 国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区代々木神園町3-1)
定 員 300名(要申込)
参加費 無料
内 容
「応仁の乱と戦国の動乱」末柄豊氏(東京大学史料編纂所)
「戦国時代の六角氏」松下浩氏(滋賀県教育委員会)
対談「戦国近江の幕開け」
末柄豊氏・松下浩氏
問合せ
滋賀県教育委員会文化財保護課城郭調査係
℡0748-46-6144
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