彦根城 その5 [お城踏査]

彦根城の続きです。

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表御殿から登ると堀切があります。

堀切の上には天秤櫓があります。

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堀切に木橋がかかっています。

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彦根城は名城ですが、とくにこの天秤櫓のあたりによくその素晴らしさが出ています。

表書院から登ってくると、堀切の底を潜ってそのまま270度回って天秤櫓に向かいます。

その際に一時的に天秤櫓に背を向けるので強力な守りになります。

上の写真は天秤櫓から見た写真ですが、右の階段を登ってから左の橋に再び180度回って向かいます。

この辺りの縄張はほんとうに翌考えられています。

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天秤櫓とは珍しい名前ですが、渡櫓の両端に櫓が載る形です。

それが天秤みたいに見えるのです。

天秤櫓は長浜城から移築した物です。

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左側です。

あまりに長いので、両端が写真に収まりません。

よく見ると櫓の屋根の向きが左右で異なっています。

決して天秤のように左右対称ではありません。

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右側のアップです。

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左のアップです。

子細に見ると石垣の積み方が異なります。

右は粗く、左は整然と積まれています。

右は打ち込みハギで、左は落とし積みです。

左が新しく、幕末に積み直されました。

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城門の扉です。

柱が太いです。

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裏から見た天秤櫓です。

内側に折れています。

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天秤櫓の内部です。

現存建物で重要文化財です。

内部公開しています。

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内部です。

階段は櫓への登り口です。

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二重櫓への登り口です。

二重櫓は非公開です。

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壁にある鉄砲狭間です。

三角形の穴が狭間です。

狭間は外からは塞がれていて見えません。

(続く)


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