名古屋城本丸御殿対面所・下御膳所公開

名古屋城本丸御殿第二期工事が完成して、平成２８年６月１日から公開されました。



オープニングセレモニーの河村市長の挨拶です。



くす玉が割られました。

武将隊も参加していました。



平日にもかかわらず、大勢の人が見学に来ていました。

この日は先着1,000名に記念品の栞が配られました。

貴重なお城グッズです。



表書院では、公開に合わせて重要文化財の障壁画の展示がされていました。



表書院の付書院と廊下です。

この廊下の先に今日公開された対面所があります。



対面所の次之間（右）と上段之間（左）です。



説明です。

内部は照明が少なく、暗いのでボケてしまいました。

対面所は藩主と身内や家臣との私的な対面や宴席に使われました。



次之間から見た上段之間です。

床の間と違い棚が備えられています。



同じく次之間です。

欄間は筬欄間で、天井は折上小組格天井になっています。



対面所の障壁画は風俗画です。

和歌山県の風景を描いたことが最近の研究で判明しました。



廊下から見た対面所次之間です。



上段之間の付書院です。

廊下の天井は格天井になっています。



上段之間の帳台構えです。



上段之間の床の間、違い棚、帳台構えです。

武家の書院造りの構成です。

表書院の上段之間の構成とほぼ同じです。



対面所上段之間の天井です。

二重折上小組格天井になっています。

黒漆と金箔で装飾されています。

次之間よりは豪華になっています。



本丸御殿の間取り図です。

今回は水色の部分です。

(続く)